本態性振戦
本態性振戦はふるえのみが症状で、ふるえ以外の症状はみられないのが特徴です。 好発部位は手、頭、声で、早く細かい震えで、動作時、緊張した時などに症状増悪するのが特徴で。40歳以上の年齢層では、発病率は6.1%。つまり16人に1人ぐらいが本態性振戦の患者であるといわれています。治療は交感神経遮断薬や抗てんかん剤の一部が効果あることがありますが、残念ながら特効薬はありません。 普通、年齢とともに少しずつ悪くなっていきますが、体中がふるえてどうにもならなくなるようなことは、まずありません。 |